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経口中絶薬「メフィーゴパック」について

医療法人みらいグループ

日本でも経口中絶薬「メフィーゴパック」が承認され販売が開始されました。
国内では母体保護法指定医師の管理下でのみ処方されます。2種類の薬剤を内服する方法で行います。

経口中絶薬「メフィーゴパック」とは

経口中絶薬とは中絶に有効な作用を持つ服用薬です。 妊娠全期を通して服用できる薬ではなく、妊娠初期の堕胎に用いられる薬です。

少なくとも4回の来院が必要で、費用は100,000円(検査代・別途22,000円)となります。 内服可能な妊娠週数は9週0日前になります。

経口中絶薬「メフィーゴパック」受信の流れ

1. 初回診察

妊娠週数の確認を行います。
処置前の血液検査(血球計算、感染症、血液型)の検査を行います。同意書をお渡しし、日程を決めます。

2. 1剤目ミフェプリストン錠を内服

来院していただき、1剤目ミフェプリストン錠200mg)を医師の面前で内服していただきます。
(内服可能な曜日に限りがありますこちをご了承ください)

3. 2剤目ミソプロストールバッカル錠を内服

2. の2日後、朝9時に来院して、2剤目(ミソプロストールバッカル錠800μg)を内服し、帰宅となります。
メフィーゴパック服用で約9割の方が、8時間以内に中絶が完了します。
2錠目内服後4時間まで 61.7%
2錠目内服後8時間まで 26.7%
2錠目内服後8時間までに排出されない確率 9.9%

4. 受診

3. の2日後に受診していただき、胎嚢が残っている場合は手動真空吸引法による手術を行います。
手術日は後日となります。(手術を行う場合、手術費用50,000円追加)

5. 手術をした場合

1週間後、受診していただき経過が問題ないことを診察で確認します。

経口中絶薬「メフィーゴパック」の注意点

  • 1剤目内服後から子宮出血がおこることがあります。まれですが重度の出血量となることがあります。
  • 2剤目内服後から、胎嚢排出までは急な痛み、出血が起こることもあります。自動車などの運転は控え、ゆっくりと過ごしてください。
  • 排出されない場合、もしくは途中で手術への切り替えを希望される場合は、手動真空吸引法による手術を行います。手術費用として¥50,000追加となります。
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