ご事情により妊娠を継続しない場合は、妊娠12週未満の方を対象に日帰り手術で対応しております。リスクと痛みを可能な限り少なくし、安全性の高い、身体にも心にもやさしい吸引法「MVA(手動真空吸引法)」で手術を行います。世界保健機関(WHO)のガイドラインで推奨されている手術法です。
MVAは子宮内膜を傷つけるリスクを抑えられだけでなく、術後の負担も軽減されるといわれています。 器具は使い捨てなので感染症のリスクも軽減されます。
ご不安なこと、妊娠を続けるか迷っている方、ご事情がある方もご相談にのりますのでお早めに一度受診にいらしてください。
中絶手術について
当院では妊娠12週未満(中絶手術当日が妊娠11週6日)までの初期中絶手術のご相談を承っております。
初期中絶手術は日帰りで、吸引法による手術となります。
中絶手術費用
中絶手術前後の診察・検査費用 | 20,000円(税込22,000円) |
---|
これは術前1日分と、術後3日分の診察料と検査料が含まれた費用です。
なお、手術に関連した合併症などで検査・治療を行う必要性が生じた場合は、保険診療となり別料金が発生致します。
あらかじめご了承下さい。
中絶手術費用(当日朝支払い)
中絶手術当日が妊娠4週から7週6日 | 110,000円(税込121,000円) |
---|---|
中絶手術当日が8週から9週6日 | 130,000円(税込143,000円) |
中絶手術当日が10週から11週6日 | 160,000円(税込176,000円) |
※土曜日の手術は税込み10000円の加算がかかります。
中絶手術までの流れ
外来受診
診察の際には必ず保険証をお持ちください。
まず問診、尿検査、エコー検査、内診、感染症検査、血液検査などを受けて頂いて、妊娠の状態や正確な妊娠週数、中絶手術が可能かどうかをお調べします。
その後、母体の状態や患者様のご希望を元に中絶手術日の予約をおとりします。
中絶手術日
クリニック休診日以外は手術可能です。
中絶手術日がきまりましたら中絶手術承諾書(中絶同意書)の説明をさせて頂きますので、中絶手術当日までに当クリニックまでにご提出ください。
中絶手術承諾書(中絶同意書)は国で義務付けられている書類になります。
未成年の方は保護者の同意が必要になります。
中絶手術前日
ご自宅での過ごし方
- 夜9時以降の飲食はおやめください。夜0時以降、飲水もおやめください。
- 爪を短く切りそろえておいてください。ネイルもオフしてください。
- 中絶手術当日は入浴が出来ませんので、入浴を済ませてください。
中絶手術当日
ご来院前の注意点
- 起床後も引き続き飲食はおやめください。
- お化粧はしないでご来院ください。
- アクセサリー類は身につけないでください。
- 「中絶手術承諾書(中絶同意書)」「夜用ナプキン1~2個程度」「未使用ショーツ1枚」を忘れずにご持参ください。
- コンタクトレンズを使用されている方は、メガネをご持参ください。
- 中絶手術では麻酔を使用しますので、自転車やお車でのご来院はお控えください。
ご来院後の流れ
当クリニックでご用意しましたガウンに着替えて頂きます。
血圧や脈拍の測定など体調のチェックを行った上で、麻酔をかけます。
当院では吸引法「MVA(手動真空吸引法)」で手術を行います。世界保健機関(WHO)のガイドラインで推奨されている手術法です。
MVAは子宮内膜を傷つけるリスクを抑えられだけでなく、術後の負担も軽減されるといわれています。 器具は使い捨てなので感染症のリスクも軽減されます。
中絶手術後は約2〜3時間で麻酔から徐々に覚めていきます。麻酔が完全にさめるまでは、ベッドで安静にしていただきます。
その後、患者様の意識状態や体調などを確認し、診察で異常ないことを確認してからご帰宅頂きます。
帰宅後
- 帰宅後はなるべく安静にしてお過ごしください。
- 当日のシャワーもお控えください。
- 中絶手術後1週間は入浴をお控えいただき、シャワー等で済ませてください。
- 性交渉は医師の許可がおりるまで行わないでください。
翌日以降、お仕事や家事など日常生活をお送り頂いて問題はありませんが、出来れば中絶手術後2〜3日は身体に負担をかけないことを心がけてください。
中絶手術後の出血は個人差がありますが、出血が長引く、発熱、下腹部が異常に痛むなど何かございましたら、なるべく早い段階で当クリニックにご受診ください。
中絶手術の翌日(休診の場合は翌々日)・1週間後・2週間後に診察があります。
中絶手術後の避妊
望まない妊娠を防ぐために、中絶手術後1週間から低用量ピルの服用をお勧めしております。
ピルが服用出来ない方、合わない方、今後長期的に避妊を望む方の場合には、子宮内避妊器具を挿入する選択もあります。
ご要望のある方はご相談ください。