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2人目の出産は痛みが違う?自然分娩と無痛分娩の選び方

ベンチで休憩をする家族

2人目を妊娠し、ふと1人目のあの痛みを思い出し、不安になっていませんか?

一度経験しているからこそ、リアルに想像できてしまう怖さがありますよね。

 

今回のコラムでは、2人目の出産の痛みがどう変わるのかを整理します。

2人目の出産に向けて改めて考えたい、無痛分娩と自然分娩それぞれの特徴や選び方についてもお伝えします。

 

 

2人目の出産が怖いのはなぜ?1人目の痛みが影響する理由

2人目を妊娠した喜びとともに、「またあの痛みを経験するのか」という不安が頭をよぎった方は、多いのではないでしょうか。

初めての出産だった1人目のときよりも、2人目の方が怖いと感じる方も少なくありません。

 

経験があるからこそ感じる2人目の怖さ

経産婦さんの体験談には、「陣痛から出産まで、ずっと腰を押しつぶされるような感覚だった」「あの痛みが頭に残っていて、妊娠がわかった当初から怖くなってしまった」という声が見られます。

 

経験があるからこそ痛みを具体的に想像できてしまうのが、2人目の出産の怖さの大きな理由の一つ。

 

初産のときは「どんな痛みかわからない」という未知の怖さがありましたが、2人目はそれとは異なります。

あの感覚をリアルに知っているからこそ、「また同じ痛みが来ると思うと身構えてしまう」という声は多いです。

 

1人目の出産がつらかった方ほど不安を感じやすい

つらかった記憶が鮮明なほど、次の出産への恐怖は大きくなるものです。

 

よく聞かれるのが、促進剤を使ったり分娩に長い時間がかかったりと、思い描いていた以上に過酷だったケース。

「破水から30時間以上かかり、促進剤でいきなり強い陣痛が来た。次はあんな思いはしたくないと思った」「1人目の陣痛が半日以上続いて、2人目の妊娠がわかった当初から恐怖感がずっとあった」など、1人目の出産体験が強く残っているほど、2人目の不安は大きくなりやすいのではないでしょうか。

 

 

2人目の出産の痛みはどう違う?

2人目は「1人目より早く産める」「痛みが楽になる」と耳にしたことがある方も多いでしょう。

これは決して気休めではなく、理由があります。

 

経産婦さんは一度お産を経験しているため、子宮口が開きやすく産道も柔らかくなっており、初産と比べて分娩が進みやすい状態です。

 

一般的に初産の分娩所要時間は10~12時間とされているのに対し、経産婦は5〜7時間が目安で、約半分の時間で進む傾向があります。

またピーク時の収縮は特に短く、痛みが強くなると30分もかからず生まれてきます。

「1人目は20時間以上かかったのに、2人目は2〜3時間だった」「えっ、もう生まれるの⁉︎」と驚かれる方もいます。

陣痛の痛みを感じる時間が短くなるぶん、楽だったと感じる方が多いようです。

 

また、出産の流れがある程度わかっているぶん、陣痛の波に対して呼吸法を試してみたり、楽な姿勢を探してみたりと、「冷静に体と向き合えた」という声もあります。

 

産後の後陣痛(子宮が元の大きさに戻ろうとするときの痛み)は、経産婦さんのほうが強くなりやすい傾向があるからです。

後陣痛を予防するためには妊娠後期に入ったらよく歩く、骨盤周りのストレッチをして骨盤底筋の血流を整えておくと痛みがかなり軽減します。

これらは出産がスムーズに進むことにも影響するのでぜひ取り組んでみてください。

 

 

無痛分娩と自然分娩、2人目はどう選ぶ?痛みの考え方

お母さんのおなかに耳をあてる女の子

2人目の出産にあたって、無痛分娩と普通分娩のどちらを選択するか、迷われる方も多いでしょう。

それぞれの特徴を整理しながら、2人目の出産方法の選び方を考えてみましょう。

 

無痛分娩のメリット・注意点

無痛分娩は、主に硬膜外麻酔を用いて陣痛の痛みを和らげながら行う出産方法です。

うまくいくと体力の消耗が少なく産後の回復が早い傾向があり、上の子のお世話もある経産婦さんにとっては、体への負担を抑えられる点が大きなメリットです。

 

ただし「無痛」という名称ですが、痛みが完全になくなるわけではありません。

いきみのために必要な感覚は残しますので、ある程度の陣痛は感じます。

麻酔の効き方には個人差があり、「思っていたより痛かった」という声もあります。

 

また、副作用として発熱・血圧低下・足のしびれなどが現れることもあり、逆に産後の回復がおもわしくなくなることもあります。

子宮収縮が弱まって分娩時間が長くなることがあり、陣痛促進剤を併用するケースも出てきます。

促進剤の使用は帝王切開率との関連が指摘されることもあるため、事前に医師とよく相談されることをおすすめします。

 

自然分娩のメリット・注意点

自然分娩は、薬を使わず体本来の力でお産を進める方法です。

 

陣痛を乗り越えた先にある達成感や清々しさは、自然分娩ならではの体験でしょう。

また、分娩後にオキシトシンが自然に分泌されることで、産後の回復がとても楽です。

 

痛みへの備えは必要ですが、呼吸法の練習や産院スタッフと信頼関係を築くことで、不安を軽減することができます。

 

1人目が無痛分娩だった人が自然分娩を選ぶケース

1人目を無痛分娩で出産した方の中には、「自分の力で産む経験をしてみたかった」「出産の流れを自分で感じたかった」という思いが残っている方がいらっしゃいます。

「無痛でも思っていたより痛かったから、どうせ痛いなら自然分娩でも良かったかもしれない」「一度は自分の力で産んでみたい」という声も聞かれます。

 

1人目の出産で無痛分娩を選んだこと自体は、そのときのあなたのベストな判断でした。

ただ、そういった思いがあるなら、2人目のお産で自然分娩を選択肢の一つとして検討するのもおすすめです。

 

1人目の経験があれば、陣痛がどんなものかを体はすでに知っています。

出産時間も短くなります。

2人目は楽だったと感じる方がほとんどです。

 

2人目はより自然に産みたいというチャレンジはおすすめです。

はじめての出産のネガティブな思い出を書き換えることで出産を体験できてよかったと感じる方もたくさんいます。

 

Sola Clinicでも、1人目を無痛分娩で出産し、2人目から自然なお産に挑戦された方が多くいます。

その満足感はとても高いです。

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

後悔しない選び方のポイント

出産方法に「正解」はありません。

1人目の出産を振り返って経験を生かし、「何がつらかったか」「次はどうしたいか」を整理することが、次の納得のいく選択への第一歩になります。

 

パートナーや医療スタッフとじっくり話し合い、自分の気持ちを伝えることで、当日の安心感も変わってきます。

「どんな出産にしたいか」という問いに向き合うことが、産後の清々しさにつながるのではないでしょうか。

 

無痛分娩と自然分娩のどちらが自分に向いているか、より詳しく知りたい方はこちらのコラムも参考にしてみてください。

普通分娩(自然分娩)と無痛分娩どっちを選ぶ?メリットや判断基準を解説

 

 

2人目の出産の痛みは、知っているからこそ向き合える

2人目の出産は、1人目の出産の記憶があるぶん「またあの思いをするのか」と不安になるのは自然なことです。

経産婦さんは一般的に分娩時間が短くなる傾向がありますが、痛みの強さには個人差があります。

 

無痛分娩は体への負担を和らげてくれる一方、完全な無痛ではなくリスクも伴います。

1人目に無痛分娩を選んだ方が2人目で自然分娩を選ぶケースもあり、「自分がどんなお産をしたいか」を軸に、前回の経験を生かした選択をしてみてください。

 

Sola Clinic」は横浜市都筑区にある女性医師による産婦人科クリニックです。

当クリニックは、お母さんが持っている力を引き出す自然なお産(Joyful birth)をサポートしています。

スタッフも全員女性ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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この記事の監修
Sola Clinic院長 渥美 陽子
渥美 陽子
Sola Clinic院長
あなたと家族の”みらい”に向けて、明るい笑顔と真心、そして安心の医療体制で、安らぎと感動を提供いたします。産科、婦人科にかかわる心配事は、程度にかかわらず何でも「Sola Clinic」までご相談にいらしてください。