先日Solaで2人目のお産を体験した方がいます。初めてのお産もSolaで、2日くらいかかって、中々進まない中で、「とほほ・・」という表情を今でも思い出せます。弱音をこぼしつつも、あきらめず、赤ちゃんがお誕生した時のうれし涙と素敵な笑顔をしっかりと覚えています。
その人が、2人目の赤ちゃんを迎えて、Solaに来てくれて、今回はより自分で産むという体験をしたいって言って、私の心が喜んで、お産の日がとても楽しみになりました。
お産は破水から始まりました。「なるべく自宅で普通に過ごしたい」という言葉どうり、生まれる直前にSolaに来て、深い呼吸とともに するり と赤ちゃんは生まれてきました。
「私、眠っていたと思う。眠っていたら赤ちゃんが生まれてきました!ほんとうに気持ちよかった!」そう言うその人の笑顔がとても力強くて、美しくて、うれしくて心が震えました。
周りから見ると、深い呼吸を繰り返して、眠ってはいませんでした。でも本人は気持ちよく呼吸してまるで眠っているかのような深いリラックスを感じていたのです。
自然なお産からはたくさんのギフトを受け取れます。
自然なお産を体験して、それまでの価値観や常識が変わった、生き方が変わったという人はたくさんいます。(私もそのひとりです)
その人は初めてのお産を体験して自分の中にある力に気付いたのだと思います。
するりと生まれてくる赤ちゃんたちをみていると、命の力強さを感じます。私たちは力強く美しい存在なのだと思います。
お産は怖い・危険・痛いという刷り込みや、子どもが生まれれると大変・不自由・我慢という刷り込みは、しっかりと私たちに浸透して、ネガティブキャンペーンは成功しています。
命の誕生であるお産や、命をはぐくむ子どもが育つ時が、危険と隣り合わせであったり、はかないものであるということは、私たちから力を奪い、私たちは弱い存在なんだという無意識の刷り込みであるように思います。
私たちが、命が、力強い存在であるということを思い出したり、力を取り戻すと、都合の悪いことがあるのだろうなと最近思っています。
たとえば、風邪をひいても、自分でからだを整えて治してしまったら病院に行かなくなります。学校へ行かないという選択をしたり、学校へ行っても塾に行かなくなるかもしれません。自分で考えて動くと、指示を待ったり指示に従わなくなるかもしれません。不安や心配に振り回されることがなくなり、搾取ができにくくなります。
女性は命を産みだす性です。だからこそ世界をけん引していくのは女性のように思います。女性が自分に命を産みだす力があることを思い出すと、知ってしまうと、すべての命が力強さを取り戻してしまうのでしょう。そうすると都合の悪いことがあるのだろうなと思っています。
生まれてくる命はとても力強く美しいです。
私たちは自然なお産をSolaでサポートしていきます。
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