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新しい軽やかな母親像をつくろう

医療法人みらいグループ

赤ちゃんが生まれたら自由じゃなくなる。

母にならなければいけない。

そう思ってはいませんか?

その呪いが私たちを小さくして、固くして、辛くしています。

ワンオペ育児は大変だとか、子どもは手がかかるとか、そういう思い込み、それは全て刷り込まれた呪いですよー!!

遠い昔、お母さんはほんとうに豊かでした。

家を切り盛りして、子どもたちを見守る。

実は私たちって人のお世話大好きみたいですよ。

子どもたちをみてください。

1歳の子でも生まれたての赤ちゃんのお世話をしようとしますよ。とても楽しそうに。

遠い昔のお母さんは自分を満たすために家族のお世話ができていました。

その役割を果たす余裕が充分にあったからです。

でもいつの日か家族のお世話は大した仕事じゃないって言われはじめて、男女雇用均等法というのができて、女性も男性も平等にという名のもと、働きに出ることが普通になって、働きに出ていないと孤独を感じるようになって、家族のお世話をする余裕は段々となくなってきました。

余裕がなくなってきているのに、ずっと昔のしあわせだったお母さんのイメージだけはなかなかなくなりません。そしてそのイメージに私たちは苦しめられている、縛られている感じがします。

時代はかわりました、今は令和です。

そして軽やかな風の時代です。

遠い昔の余裕があったお母さんはほんとうに素晴らしいです。私もそうありたかったと実は思ったりします。

でも私たちは変化した社会の中を生きています。

私たちなりの余裕を持った母親像がそろそろ浸透してもいいと思います。

子どもは「育てる」ではなく「育つ」です。

ほっとくと自然にのびのび育ちます。

いい子にしようとか、しあわせにしようとか頑張らなくていいんです。

見回してみてください。

そういう子どもいませんでしたか?

あなたの周りに。

あ、あの人そうだ!!って思いあたる人いませんか?

それはその人だからできたことではなく、私たちみんなができることなのです♪

昔の余裕があったお母さんは、余裕があるからコントロールをしませんでした。

余裕があるから自分を大切にしていました。

余裕があるから日々の生活と丁寧に向き合えていました。

だからみんな憧れるんです。

けして、自己犠牲でも、あなたのためというコントロールでも、どうせ私はという自己否定でもありませんでした。

私たちは、余裕を奪われてしまったのに、余裕があった時代のお母さんの虚像にだけ苦しめられてしまっているんじゃないかな って思います。

令和を生きる私たちは、新しいお母さん像を構築しましょう!

軽やかな風の時代にあった、軽やかで余裕のある母になりましょう。

まず、自分の機嫌は自分でとること。

これができるようになるだけでも、重くのしかかる家族のお世話は軽やかになりますよ。

今は薪でごはんを炊くわけでも、川でお洗濯をするわけでもありません。

食材はスーパーでも宅配でも調達できます。

ごはんは20分あれば作れるメニューで溢れています。

お掃除は週に1回お休みの日にやればいいし、もちろん毎日1箇所方式もおすすめです。

お休みの日はパートナーと野菜を切って冷凍しとくだけでも日々のごはんが楽になるし、どちらかが子ども(赤ちゃん)とお散歩してる間に思いっきりお掃除したらいいと思います。(得意な方が得意なところをね。これは話し合いで)

月に1回はお互い1人の時間をつくることも簡単にできちゃいます。

パートナーがひとり時間のその間は、自分の好きなところ、くつろげるところに子どもと出かけましょう。(海でもいいし、広ーい公園でもいいし)

工夫しだいで余裕はできます。

余裕ができると人生が生き生きしてきます。

そうしたらほんとうに子どもはかってに育っていきます。生き生きと。

生き生きと育つ子どもをそばで見ていられることはほんとうに豊かな時間です。愉快です。

人生が何倍にも膨らむ気がします。

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